大学選びどうしようと思っている高校生にみてほしい〜地方私大職員から見た大学〜

 

大学って見る人によって見え方が違うんです。

地方に住む高校生、地方の大学に進学を考える高校生に見て欲しいです。

首都圏の大学やハイレベルの大学を希望している方は、この記事をそっと閉じてください笑

 

 

 

まず簡単に自己紹介

高校、大学と九州の実家から通い、そのまま通っていた大学(地方中堅私大)の事務職員になりました。

いまは高校生とよくお話をするようなところで働いています。ちなみに28歳です。

こんな感じです。

 

さて、高校時代に自称進学校で過ごした私はこう先生から言い聞かせられていました。

「国公立に行くことが親孝行になる。偏差値の高いところに行け。それが素晴らしい人間だ。」

毎日言われていたので、本当のように思っていました。

もちろん人間にとって環境はとても大事です。

勉強を継続して頑張って、その結果が実って知識がついた人の中にいると何となく自信がつきます。

 

かく言う私は、地元の国公立に落ちて地元の私大に通うことになりました。いま思い出してもセンターでよくあんな点数出せたなと笑

国公立の呪縛にかかっていた私はいわゆる「劣等生」になったのです。

しかし大学職員になってようやくたくさんのことに気付きました。

 

 

環境は大切、でもそれが全てではない

 

国公立大学に入れる人は多少の差はあれど、全教科満遍なく点数を取れる傾向にあります。物事の理解度が高かったり、継続した努力ができる人が多いように見受けられます。このような環境に身を置くと確かに自身の成長に繋がると思います。

では地方中堅私立ではどうか。ある一定の教科、もしくは才能が飛び抜けた人が非常に多いと感じています。そして継続した努力をしている学生は、意図した進路を選ぶことができています。

全ては自分次第です。偏差値に振り回されてはもったいない!やりたいことがあれば、それができる学校を選ぶのが1番です。

 

 

もう私大は高くて行けないところではなくなった?

 

とはいえ基本私大は高い。学費の工面をする方法は大きく2つ。

奨学金借りて、あとで返す

・減免を勝ち取る

 

このうち「減免を勝ち取る」は各校独自の奨学生制度で、かなり狭き門です。取れれば大きいですが難しい。

 

こうした状況を打破できるかもしれない制度ができました。

日本学生支援機構の給付型奨学金です。

入学金と授業料の免除(上限あり)+お金の給付(返さなくていい!)

詳しくはこちら↓

独立行政法人日本学生支援機構 - JASSO

該当すればお金の負担は大きく減ります。私立大はすでに通いやすい時代です。

 

 

どこを見て判断しようか?

 

お金

資格

口コミ

評判

学科の内容

就職

環境

いろいろあります。

どこを選んでも全部思い通りってとこは少ないんじゃないでしょうか。

自分の一番譲れないところは何でしょうか。まずはその辺りから考えてみてください。

 

ちなみに!

先輩や先生からいろんな情報を聞くと思います。

口コミは影響力が高い割に、主観的なものが多く、あまりアテにならないことが本当に多いです。

ぜひ自分の目で確かめて見ることを強くおすすめします。