大学を知るために
大学はどこを見て判断すればいいのでしょうか?
今回は2つの視点に分けて見てみようと思います。
- 印象とイメージ
- 数値と証拠
どちらも大切ですので、いろんな学校を比較してみてください。
印象とイメージ
大学の印象、イメージを見るときには主に以下の通り
・イメージビデオ
・ホームページのデザイン
・口コミ
・在学生、卒業生のインタビュー
・オープンキャンパスの雰囲気
こんな感じでしょうか。
入学してからのキャンパスライフを想像して、モチベーションをあげることができます。「学校の中にこんな人がいるのか」「在学中にこんなことができるのか」「もし入学したらこうしてみたい」というふうに思って、勉強を頑張る糧になるのではないでしょうか。
ただし「ここまじでイケてるわ、もうここ以外考えられない」みたいに他の選択肢が見えなくなるほど信じきるのはおすすめしません。
数値と証拠
数値と証拠はどんなところを見れば良いでしょうか。
・資格の取得率、合格率
・就職率
・就職先
・学科で勉強できる内容
・学生満足度
・いろんなランキング
・偏差値
・学費
いろいろありますね。
数値と証拠は非常に大切で、本学の場合学校を選ぶ決め手としている人は半数以上いらっしゃいます。
この数値、結構ごまかされている場合もあるので、注意点をお伝えしますね。
資格の取得率、合格率を見る場合は「希望した人が全員試験を受けられているか」ということを確認してください。学校にとって資格の取得率、合格率はとても重要です。他大学と簡単に比較されやすく、また数字を伸ばすために頑張る目標になるからです。
実際に「あなたは〇〇の試験を受けるための学内テスト(足切りテスト)に不合格なので受けられません」的なことがあったりなかったり・・・
この辺は出願前に要確認です。
就職率も同じく要注意です。少しややこしいのですが、就職率には2つ種類があります。
就職率=就職者数/就職希望者数*100
実就職率=就職者数/(卒業者数ー大学院進学者数)*100
問題は就職希望者数です。言い方は乱暴になってしまいますが、卒業後何もしない「ニート」になっているような人が含まれていないのです。
卒業生100人いたとして、50人が就職希望、49人が内定をもらい、その他50人はニートとすると
就職率=98%
実就職率=49%
となります。(カオスな学校笑)
就職率を見る時は是非卒業者数と就職者数をみてください。
その他、就職先は「過去5年の主な就職先」のように以前の奇跡的に良かった就職先を載せていないか、「授業料」の他に「4年間でかかる実習費」や「施設設備費」などの見えにくいお金はどのくらい必要なのか。
個人的に数字って結構ごまかしてるところあると思ってます。
ぜひイメージと印象、数値と証拠の2つの視点で学校を見てみてくださいね。